引っ越すときのインターネット回線手続きについて、注意すべきポイント

引っ越しをする際のインターネット回線手続きで、一番最初にやらないといけないことは、ネット回線工事を予約することです。

今の時代、ほとんどの家庭がインターネット回線には光回線を利用していますが、光回線を利用するためには、回線の工事が必要です。

ただし、この回線工事の日時を決めるのがやっかいで、引っ越しをする時期によっては、週末の予約がほとんど取れない場合もあります。

中には、1ヶ月先でも予約が取れないのは当たり前で、2ヶ月先になってしまったという話を聞くことも少なくありません。

工事には、古い家と新居とで、両方必要なので、どちらの家にも入れる状態じゃないと工事をすることができません。

限られた日程の中で、工事の段取りをしておかないと、新居に引っ越してもしばらくはインターネットが使えないという事態も招きかねませんので、新居に入れる日時が決まったら、真っ先にインターネット回線の工事日程を決めておきましょう。

インターネット回線の引っ越しにも費用がかかる?

引っ越しには何かと費用がかかりますが、インターネット回線を新居で引き続き利用する場合にも費用がかかります。

回線会社によって、その費用には違いがありますが、一般的にかかる費用は2つあり、手数料と工事費用がかかります。

また、一戸建てに引っ越すのか、マンションに引っ越すのか、また、マンションだった場合、そのマンションで、そのネット回線を契約している戸数が何戸あるかでも、費用が変わる場合があります。

数千円ですむ場合もありますが、数万円かかる場合もあるので、事前にしっかりと確認しておきましょう。

手数料や工事費用があまりにも高いようなら、新しい回線を契約するという選択肢も視野に入れておいてもよいでしょう。

乗り換えが便利だという口車に乗らないこと

引っ越しをする際には、必ずといっていいほど、インターネット回線の業者から連絡があります。

この業者は、不動産屋と提携している場合もあれば、引っ越しをする際に利用した運送屋と提携している場合もあります。マンション自体が提携していることも最近では増えてきています。

これらの業者は、何度も電話してきたりと、しつこい場合も多いのですが、必ずといっていいほどいってくるのが、インターネット回線を移動させるより、新規で別の回線を契約したほうがいいという話です。

インターネット回線を新居に引き継ぐために時間がかかるが、新規で契約をすれば、必ず間に合うと言ってくるのです。新しい業者が安かったり、お得だったりする場合は、検討してみてもいいかもしれませんが、他の業者と提携しているという時点で、紹介料などの手数料が上乗せされているのは間違いありませんので、長期的に料金だけを見ると、結果的に損をすることが多いということを覚えておきましょう。

あんまりしつこいから、わかもわからず契約したということにだけはならないように、ご注意ください。

時間がなくてもしっかりと比較検討をする

引っ越しは、何かと時間がかかることが多く、できるだけ面倒なことはしたくないという思考に陥りがちです。

そこをつかれば、損をしてしまうことが多いので、忙しい合間でもなんとか時間をつくって、インターネット回線のことについて、しっかりと調べておきましょう。

月々の費用がかかることですし、回線の速度は、快適に利用するうえで、とても重要な部分です。

妥協をすると、あとで後悔することになりますので、1つの回線会社だけではなく、複数の回線会社から話を聞いて、比較をするようにしてください。